恥ずかしいブルドック

子育てと親の介護で夢中で駆け抜けた30年。学生時代のU子との再会が楽しみだった。あの頃殆ど毎日のように講義が終わると、用もないのに青山の町を2人でブラブラ。男の子たちに声を掛けられるのを無邪気に楽しんでいたっけ。お互いの生活も一段落してきたしと、思い出の青山に行こうかと約束をしたのが2週間前。

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待ち合わせは、青山ツインビル西館の前。町を味わいたいので早めに家を出て原宿駅から表参道を歩いて向かう。青山の町並みもずいぶん変わったな・・。昔はもっとお洒落の最先端を行ってた人が多かったのに。。あの頃はバブルがはじける以前で、同世代の若い子達もハイブランドのバックを持って、デザイナーズブランドのファッションを個性豊かに纏ってたもんね。なんてね、まるでここが私の領域だ!みたいな考えだわって、自分に笑った。信号の向こうにU子が見えた。

直ぐにU子とわかった。相変わらずカッコいい。スタイルもファッションも何もかも。嬉しくなってU子に手を振った。U子はなぜか無反応。回りをきょろきょろ。私が近づいて「U子、お久しぶり」と声を掛けた。U子はぎょっとした顔で私をじっと見た。

「え。S?嫌だ。全然分からなかったわよ。なんでそんなになっちゃったの?」何それ。どういう意味?と返して二人の映ったウインドウには、カッコいい女性に道を聞いているぼってりしたおばさん。特に顔。首と顎の境目がわからない。頬は垂れて、まるでブルドック。綺麗なU子と並ぶと余計に自分のだらしない姿があった。